あの国との問題はこうして起こった
こんにちは
今回のテーマは
日露の国境をめぐる問題です
現在も
北方領土問題は
解決しておりません
国際問題が起きるには
当然に歴史上
様々な経緯を経ています
近ごろの
ロシアとウクライナの
情勢も考えると
入試において
日露関係が
出題される可能性は
十分にあります
今回は、
日露関係のうちで、
国境という観点に絞って
みていきましょう
時代が古い順に
みていきましょう
江戸時代より
鎖国していた日本は
ロシアと国交を結びます
同条約では、千島列島は、
択捉島以南を日本領
択捉島以北をロシア領
以上のようになりました
一方の樺太は、
国境を確定せず、
両国人が雑居の地となりました
しばらくの間
この状態が続きますが、
国境に変化があります
同条約で、
千島列島が、全て日本領に、
樺太が、全てロシア領
上記のようになりました
約30年後、
日露戦争が没発します
日露戦争後の
ポーツマス条約により、
樺太の北緯50度以南が
日本領となりました
その後の世界は、
2度の世界大戦が
没発することになります
太平洋戦争で
敗れた日本は、
締結します
この条約で、
日本は、
千島列島と南樺太を
放棄することになりました
しかし、
この条約に、
ソ連は調印を拒否しました
ソ連とは、
日ソ共同宣言で、
国交を回復します
しかし、
平和条約締結には、
未だ至っておりません
北方領土問題も、
依然として、
未解決のままです
日露の
国境をめぐる問題は、
以上のようになります
条約の名前と、
国境の位置を
正確に把握しましょう
確実に覚えるために、
今すぐに、
北海道と千島列島の地図を
4枚用意しましょう
そして、
それぞれの条約での
国境の位置を、
地図に書き込んでみましょう
何も見ずに、
完璧に書けるまで、
この作業を続けましょう
後回しにしても
その後では
絶対に来ません
必ず
今すぐに
行動しましょう
最後まで
ご覧頂き
ありがとうございました